最近、タイトルのような言葉を雑誌やネットで目にします。
確かにそうなんでしょうが、何か違和感を感じてしまいます。
一人で生まれ、って、、
そんな風に思った事なかった、、、。
一人で死ぬ、って。
つまり、家族とかに見守られながらも、孤独死も、天に行く時は一人である、という事らしいです。
だから、何も恐れる事など無い、と。
なるほど。
私は冷やかな性格なので、こういうセリフを聞くと、綺麗事にしか聞こえません。
「問題はそこではなく、その後から始まる、やらねばならない事柄が重要」なのでは。
と、思ってしまいます。
お葬式、火葬、納骨、親族などへの連絡、クレカや保険やスマホなどの解約。
相続問題、
一人暮らしで賃貸なら大家さんへ連絡。
持ち家なら売却?
大量の持ち物の処分。
仏壇は?お墓は?
何故、ここまで考えるか、と言いますと、私には独身で子供のいない兄がいるからです。
それもバツ2。
もし、兄が亡くなったら、あれもこれも私がやるの?
もし私の方が先に何かあれば、私の息子が?
なんて事を最近、いやでも考える年齢になってきたのです。
これが仲の良い兄弟なら、まだ良しとしますが、私達、疎遠状態で丸3年会ってません。
まだ母が施設にいますので、いつかは会うでしょうし、お互い丸くなって、ある程度の付き合いも復活する可能性はありますが。
どちらにしても、今のままでは、恐ろしい程にやる事あります。
人は、誰でも一人で死んでいく。
だから恐れる事など何も無い
って!
それが、なんなのさ(笑)
寿命なんてわかるはずも無い。
いつ、どこで死ぬか、なんてわかるはずも無い。
さすがに事故や事件で命を落とすのは自分も周りも辛いだろう。
でも、ドラマのように、ベッドのまわりに家族や友人に声をかけられながら、最後に「ありがとう」と言って旅立ちたい、なんて考えた事ない。
それより、私が亡くなった後に息子に負担をかけたくないから、今、頑張って断捨離したり、ノートに色んなパスワード書いたり、保険やら貯蓄やらの情報を書いて残しているのです。
あの兄がそんなまマメな事、、、
する訳ない!
せめて、墓じまいはしといてね。
もう誰も管理する人、いませんよ。
と、本人に伝える日が来るのだろうか。
人は誰でも一人で旅立つ、は、わかりました。
それより、
残された人の負担を考えましょう。
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