先日の記事で分譲の中古マンションに住んでいる事を書きました。
今日はその住まいに関してもう少し詳しくお話します。
うちはエレベーター無しの5階建ての5階に住んでいます。
外観は普通に団地のようです。
マンションと呼ぶには気が引けます。
マイホームを考えた時は息子8歳、小学２年生。
私に似て人見知りが激しく転校させるのが心配だったので校区内で物件を探してみる事に。
私自身、転校が多く（小学校は3つ変わりました）、とても苦労して、幼馴染と呼べる友達は出来ませんでした。
息子にはそんな思いはさせてくなくて。
それまで住んでいた所は同じくらいの子供がめちゃくちゃ多くて、息子にはいい環境だったかもしれませんが、必要以上に気を使う私はだんだん精神的に苦痛になり、一刻も早く引っ越したかったんです。
しかし、住んでた地域は一戸建てがほとんどで、分譲マンションはこの1つのみ。
このマンションも当初、賃貸だとばかり思ってたのですが、たまたま見たチラシで売りに出されている部屋があり分譲だと知りました。
それも住んでいたハイツから徒歩5分の場所でした。
間取りを見ると3人家族でも大丈夫そう（４DK)
すでに空き家だったのですぐに不動産屋さんに電話して、とりあえず1人で見学させてもらう事に。
この辺は駅からゆるやかな坂になっていて、その途中に建っています。
周りは一戸建てやハイツばかりなので眺望は抜群。
日当り良好、風通し最高。
間取りも今までより広い。
リフォーム有りきの部屋だったので自分の好きなようにリフォームするのも楽しそう。
直感で
「ここにしよう！」と思いました。
その後、旦那さんと息子もつれて行き、文句なし、で決定。
家を買う、のに適当、と言うか、直感だけで決めてしまったような。
なんせ、値段はリフォームしても新築の１/３でしたから。
一生住むつもりでもなく、住むかもしれないし、息子が住むかもしれないし、住まないなら売ればいいし、それより何より、今まで住んでいた賃貸より3万も支払いが安くなる上に50代で完済できる。
30代ではなかなか老後の事までは考えせんが、さすがの私も住宅ローンや家賃を年金から払う生活は無理だろう、とその時は想像出来ました。
58歳になった今、正解だったと思います。
もし新築とかに拘って無理なローンを組んでいたら今頃どうなっていたんだろう、って。
逆に持ち家を諦めて、ずっと賃貸だったらこれからどうなるんだろう、って。
今もお金に余裕があるわけでは決してないけれど、でも、少なくとも赤字になる事はなくなりました。
家にタダで住める。
これが老後に向けてどれだけ安心材料になっているか。
（実際には修繕積立金、管理費で１６０００円はかかりますが、エレベーターが無いので安い方だと思います）
しかし、嫌な気持ちにさせられる事もありましたけどね。
え、こんなトコに住んでるの？
みたいな目で見られたり。
え、階段で5階？老後どうするの？
（これは私も少し後悔、３階が空くまで待ってても良かったかなと）
みたいな。
確かに人の経済状況って、家とか車で判断しちゃいますよね
私も綺麗な家とか高級車に乗ってる人達はみんな「お金に余裕のある人」って思いますもん。
本当は長いローン人生を送ってるかもしれないのに。
うちは団地またいな分譲だし、車は軽だし。
「お金に余裕があるはずない」ってきっと思われてる（笑）
まぁ、当たってますが、、、。
結局、どこにお金をかけるか、ですね。
ただマイホームにお金をかけすぎるのは危険だと思います。
返済期間が長過ぎます。
想定外の事は起こります。
コロナもそうですが、病気、災害、親の介護。
住宅ローンは60歳までに完済できる計画で。
その後ローンを払ってるつもりで老後資金を貯める。
が理想。
もっと理想を言えば、最終的に、８０歳くらいで、もしおひとり様になってしまったら、この家は手放してサ高住に入りたい。
マンションっていつかは建て替え問題が出てきますし、息子には独身でも結婚しても自分で家を見つけなさい、と言ってあります。
そもそも売れるんだろうか。ここ。
そもそもサ高住に入れる経済力もないなぁ。
歳取ると後始末も考えないとダメなんですね。
どうなる事やら。
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