以前の記事で、ロックグループ「QUEEN」が好きすぎてイギリスのロンドンに9か月ホームステイまでしてしまった、と書いた事があります。
その話を少し。
今から35年前の話。
ロンドンに行きたい、と思ったのは13歳の時なんですが、住みたい、まで考えるようになったのは19歳くらいでしょうか。
なんせブリティッシュロックに夢中になってたもので。
親がお金出してくれる訳でもなく、自分で稼いで行こう!と決心したものです。
が、若い私、物欲が抑えられずに、毎月洋服やら、ランチやら、テニスやら、免許取得やらにお金を使いまくり、それでも23歳になった時に100万ほど貯まったところで本格的にロンドン行きを決意しました。
結婚願望もあったので(その時は相手はいませんでしたが)
今、実現させないと行き遅れる(結婚が)と思い。
その頃「地球の歩き方」という旅行本が有名で、今もあるのかな、その本の留学編を参考にホームステイしながら英語学校に通う、というスタンダードな方法で進めました。
そうそう、その半年前から英会話スクールに通ったりして。
住むのが目的で、英語を学ぼうという気はさほど無かったのですが、やはり住むなら多少英語も話せなくては楽しめない、と考え通いました。
あと、通勤の電車の中で英会話のフレーズを覚えたり。
なんやかんやで努力はしてましたね。私。
(ただ、ロンドンの一般人は訛りがきつくて全く聞き取れませんでした。
綺麗な発音で話すのは学校の先生とかテレビ、ラジオの人くらい)
留学するのに学校を決めたり、航空会社を決めたり、それを代行してくれる業者もありましたが、私は全て自分でやりました。
その方がワクワクしそうだったので。
「地球の歩き方・留学編」の中に載っていたスクールの中から、これまた直感でウインブルドンの学校を選びました。
そう、テニスで有名な街です。
私が通ったのは、
「ウインブルドン・スクール・オブ・イングリッシュ」という学校です。
当時はウィンブルドンにはこの学校1つしかありませんでした。
馴染みのある地名と可愛いレンガ造りのスクールの写真、ロンドン郊外にあり閑静な住宅街である、という説明文だけで決定です(笑)
本についていた応募用紙?を送り、向こうから入学OKとホームステイ先の住所等が書かれた物が送られてきました。
そして出発日を決めたら航空会社に行き1年間のオープンチケットを購入。
格安チケットでイギリスまで24時間かかりました、、、。
あとは荷物をまとめて出発日を待つのみ。
いや~もうワクワクしかないでしょ~
一人で行く不安なんか微塵もなかったです。
あんなに憧れていたロンドンに住むのですから~
あ、当初は半年の予定でしたが、どうしてもまだ帰国したくなくて、親に頼んであと3か月分のお金を出して貰いました。
9か月もいたので色々な事がありましたが、今回はウインブルドンの話。
ウインブルドンはロンドン郊外にあり、中心から電車で30分くらいの場所にあります。
本当に閑静な住宅街の雰囲気で治安も良かったです。
センターコートにも行きましたよ。
中に入るとここで試合をしたプレーヤーの(誰かは忘れましたが)ラケットやウェアが展示されてたと記憶しています。
センターコートは全部ではなく、一部だけチラリと見える感じ。
学校は駅のそば。
校長先生や他の先生方、みんな紳士で、物静か。
いかにもイギリス人!って感じでした。
ホームステイ先は3件のお家で住まわせて貰いました。
正直、当たりはずれ、あります。
どうしても嫌なら学校に言って変えてもらった方がいいです。
最後のお家はとてもいいファミリーで、帰国する日は朝から泣きどおしで(笑)
空港まで見送ってくれましたね。
本当にいい経験になりました。
実はコロナが来る前に、定年になったらもう一度2週間ほどこのスクールに短期で行こうかと考えてました。
今はシニアコースもあるみたいで。
想い出を辿る旅。
ワクワクしませんか?
するでしょう!
が、コロナー!!
あれから35年。
きっと街並みも変わっただろうな
あの頃通ったスーパー、駅構内の売店、電話BOX、ステイ先の家族。
みんな、みんな、
お元気ですか?
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