ほっこり生活を夢見るブログ

日々の出来事、暮らし、仕事、お金、これからの年金生活に向けての気持ちを綴っていきたいと思います。

念願の家だったのに、、、

50代で終の棲家を手に入れた両親でしたが、それは幸せな事だったのか、今となってはわかりません。

 

夕方の住宅街のイラスト(背景素材)

 

両親共に51歳くらいでの購入でした。

 

まず、父が50代後半で病気になり、入退院を繰り返し、67歳で亡くなりました。

 

母ですが、もともと綺麗好きで、団地に住んでいる頃はいつも部屋は片付いてました。

最後の団地(10年住んでました)を売る時に見学に来ていた奥さんが、

「凄くキレイに使われてますね」

と言った記憶が残っています。

 

それくらい掃除が得意な母でしたが、この一戸建てに住むようになってから、不意に私に言いました。

 

「ここに来てから何もやる気が起こらなくて、、なんでやろね?」って。

 

実は、私もここに来てから気持ちが落ち着かない感じだったのです。

すごい圧迫感みたいなのを感じて。

 

なんでだろ、と思ってましたが、原因の1つに、建っている場所が悪いのでは、と思いました。

玄関側は中学校で静かなのは夜だけ。

学校のグラウンドだから家が並んでいるより静かだろう、と言って決めたみたいですが、正直うるさかったです。

 

日曜の朝早くから野球部のランニングで、掛け声がめちゃ響いてました。

 

それと、リビング側の庭の向こうは家があり、カーテンを開けると丸見え、って感じでした。

 

多分、それが悪かったような気がします。

 

それまで団地の4階や、高台だったり、1階でも前に何もなかったりで、ひらけた環境で生活していました。

 

それが、この一戸建てはとにかく、圧迫感!!!

 

それに、部屋も狭い。

最後に住んでいた団地が昔の6畳でとても広く、眺望も最高。

なので、この一戸建ての圧迫感には辟易しました。

 

たぶん母もそうだったんじゃないかと。

夕方になって電気を付けたらお向かいから丸見えだと、まだ明るいうちからカーテンを閉めていました。

 

閉めないと落ち着かないみたいで。

 

85歳くらいで軽く認知症の症状が出た時も、この、「カーテンを閉める」事にだけは執着していました。

 

「カーテンを閉めないと向こうのお宅からうちが何を食べているか丸見えで、あんな物食べてるわ~って噂になる」

 

みたいな事をよく言ってました。

 

今、母は89歳。

施設に入ってます。

この家にはバツ2の兄が1人で住んでいます。

 

私もエレベーター無しの5階建て団地風に住んでいますが、眺望良く、風通し良く、明るい(暑いけど)ので即決しました。

(それしか選べない経済力だった、とも言える)。

 

 

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